脚柱の違いにご注目ください。
STEINWAY & SONS
Mod.G
USA/New York
スタインウェイ アンド サンズ
1907年製造
(※画像をクリックして頂くと、拡大表示されます。)
モデルGとは昔のモデルで、現行のKより大型のアップライトです。
通常の縦型ピアノは、左部分に見えるプレッシャーバーと云うネジでバーを固定するタイプか、グラフという真鍮製の部品により弦を固定、位置を決めています。
アップライトではスタインウェイだけが採用しているカポダストロバーフレームです。
右側(高音側)がグランドピアノのようになっている,
フレーム一体式のものがそれです。
スタインウェイの駒はよく割れます。
上面部分にひびが入りますが、ここがしっかり固定されていないと音の延びに影響が出ます。
新たに硬木を貼り直して修復しなければいけません。
いくらヴィンテージ物といってもこの部分に手が入っていなければ台無しです。
ピアノ選びで見るポイントの一つともいえるでしょう。
脚柱が交換されていました。
このモデルと同じデザインで複製しました。化粧板材は虎目が特徴のリボンマホガニーです。
アクションも新品に交換です。