鍵盤付きグロッケンシュピール(鉄琴)のことをチェレスタ(セレスタ)と言います。
名前だけではピンと来ない方も多いと思いますが、音を聞くと、
「ああ、あれか...」
と、たいていの方は分かっていただけるようです。
誕生は意外にも遅く1886年、オギュスト・ミュステルが発明した鍵盤楽器です。
チャイコフスキー作曲「くるみ割り人形 金平糖の精の踊り」の中でこの楽器が初めて起用され、1892年に初演されています。
そして現代...
日本の現代作曲家によって、チェレスタはオーケストラの中でたくさん使われています。
(※画像をクリックして頂くと、拡大表示されます。)
当方ではチェレスタの調整、修復も承っております。
2001年にドイツ シドマイヤー・チェレスタ・ファブリックにて研修を受け、技術的な部分やアクション調整などのノウハウを習得してきました。
保安部品などの供給も当然ではありますが、確保しております。
オーケストラなどでもめったに使われることの無い楽器ですが、いざという時にきちんと演奏できるようにメンテナンスはおまかせください。
NHK交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、京都市交響楽団、エリザベト音楽大学、大阪市音楽団、日本センチュリー交響楽団、大阪交響楽団...等の、シードマイヤー、ミュステルの調整、修復。
チェレスタ修復の様子